Top» 事務局からのお知らせ» 掲載日:2025.9.18(2)

地震被害と
PMS/ペシャワール会被災者支援の概要
(9月18日)

PMS総院長 / ペシャワール会長 村上 優
*映像あり

 現地時間8月31日23時50分ごろに起きた、ナンガラハル州を含む東部アフガニスタン地区での地震は、その後大きな余震もあり、また豪雨もあって被害は広がっています。現在までに死者1,992名が確認され、負傷者は3,600名を超え、8,500世帯が被災したと報じられています。

 地震の起きた地域はPMSが活動している現場であり、中村哲医師のホームグランドです。ペシャワール会HPではPMSスタッフや現地に滞在している藤田千代子PMS支援室長からの情報を迅速に届けるよう努めています。

 地震発生後、PMSは直ちに被災現場に調査に入り、援助の入りにくい地域を中心に公正で平等な支援を計画し、1,000家族(1万名)に対して食糧を中心とする支援物資を届けました。

 今後は、山間部で寒さが厳しくなる冬に向かうために、テントや毛布なども準備する予定です。その資金としてペシャワール会では30万ドル(4,500万円)を急遽送金しましたが、被災家族の全貌が把握できれば、更なる支援を拡大いたします。

 被害の大きかったダラエヌール渓谷での食糧支援の現場や人々の声が、動画で送られてきました。どうぞご覧ください。

 私たちの報告に関心を寄せていただき、多くの支援を賜りました皆様に厚く感謝申し上げます。
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タイトル:
【マグニチュード6.0】アフガニスタン東部地震の被災地へ物資の配給を開始しました【緊急支援①-②】
*全7分51秒
配信開始:2025年9月16日
配信元:ペシャワール会 / PMS
概要:
震災の被災地へ支援物資の配給が開始されました。
 ①9月8日:ナンガラハル州ダラエヌール郡
 ②9月9日:クナール州ディワガルダラ
被災地支援の状況はホームページ等で随時お伝えしております。詳細や経過報告につきましてはペシャワール会ホームページ内 事務局からのお知らせ»をご覧ください。