2003年度の農業事業報告 及び2004年度の計画 ペシャワール会現地代表・PMS(ペシャワール会医療サービス)総院長 中村哲 |
ペシャワール会報80号より (2004年07月07日) |
ダラエ・ヌールの試験農場では、様々な試みがなされている。小麦、トウモロコシの二毛作が基本だが、2003年度はサツマイモが広がる期待を持たせた。さらに収穫高を上げるために、土壌の改善、品種の選定の研究と実施が地道に行われている。場所によっては、果樹、茶などの換金作物も試みられている。畜産の前段階でソルゴーなどの飼料のサイレージも奨励されようとしている。 しかし、用水路の突貫工事が2003年12月に始まると、日本人ワーカーが駆り出されて行き届かず、現在建て直しが図られている。 ■農業・畜産関係職員:2名(2004年7月現在) |
![]() サツマイモ(2004年9月)。大小ありますが、美味しそうなサツマイモです。 |
![]() 小麦(2004年4月)。収穫直前の撮影です。立派な穂が出ています。 |
![]() お茶(2004年8月)。夏の日差しに耐えられるようにお茶の木の周りに日よけがあります。 |
![]() ソルゴー(2004年8月)。青々とした立派なソルゴーが育っています。 |