アフガンいのちの基金No.41 「 ジャララバードの人々の様子」 PMS看護部長 藤田 千代子 |
2001年11月20日(火) |
昨夜(11月19日)、ペシャワールからアメリカ人5,6人がアフガンメディアのグループを連れてジャララバードヘ入りました。今日20日にはカブールよりラバニが外務大臣を連れてジャララバードに来る事になっていたそうで、何かの会談が行われたのだろうとジア先生は言っています。アメリカ人達に同行したアフガンメディアの人がジア先生の知り合いだったので、彼に頼んでジャララバードで幅を利かせているハザラット・アリにジア先生からのメッセージを持って行ってもらいました。今日のジャララバードとの連絡では、そのメディアの人がメッセージを伝えた後ハザラット・アリのPMSのスタッフに対する態度ががらりと変わり、突然協力的になったそうです。 昨日ジャララバードからペシャワールへ帰って来た水計画のスタッフの話によると、ジャララバードの住民は家を守るのに各家族一人残り、後の家族は安全な所へ避難している。バザールは開いていてたいへんなラッシュで大繁盛である。ハッジ・カディールとハザラット・アリの間に目に付く争い事は今の所ない。ジャララバードの近くにあるサルシャヒーキャンプは避難していた人達の約半数がいなくなったので、多分カブールや自分の村へ帰ったのだろう。キャンプでの食糧配給は行われていない。米軍によるニングラハルへの空爆は続けられていて一般市民が死亡している。アラブ人で家族を残して戦いに行っている者がいて、その家族(アラブ人の女性や子供)が物乞いをしている。PMSのダラエヌールクリニックは特に問題なく安全に活動が続けられている。 以上です。 蓮岡さんから詳しい情報が入ると思います。 |
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