アフガンいのちの基金No.7
「ジャララバードからの報告」

現地連絡員 目黒 丞(すすむ)
2001年10月25日(木)

10月25日にジャララバードに到着したジア副院長の報告では、26日にジャララバードから502家族分を残して残りの小麦粉をカブールに送る。カブールでは土曜に打ち合わせをして日曜に配り始める。倉庫は大量貯蔵が可能な大きな物が用意できている。行政当局は協力的で感謝しておりチョキダール(門衛)を2人用意した。

 カブールの飢餓状況の調査は半分が終了。東の地域だけ(4分の1)で5000家族は必要。空爆は夜昼問わず続いている。女性も子供も興奮状態にある。市内の状態は想像以上にひどい。食べ物も飲み物もない人が多くいる。特に緊急な東の地域を優先的に配る。
 
26日朝5時に6台ペシャワールから出発する便はジャララバードまでの予定だったが、ジア副院長の連絡でカブール行きに変更した。カブールへの輸送費は値上りを続けている。昨日は17000ルピー、本日は18000ルピー、明日は19500ルピー。

 ソルフロッドでは本日バラバー村にて33家族に配布した。前回の92家族の内訳は、バホバニー村34家族、クラム村23家族、カクラック村35家族。

ジア副院長の連絡を受けたイクラムラ事務長は、第2期の食糧配布計画と第3期は同時に進行させて、早急に発送する必要が出てくる可能性があると述べた。



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