アフガンいのちの基金No.95
「ジャララバードより近況報告 その1」

現地連絡員 目黒 丞
2002年03月28日(木)

お疲れさまです、目黒です。
26日火曜日に中山君がジャララバードに来ました。これで手分けしての活動ができるようになりました。私はダラエヌールとアチン、中山君はソルフロッドとロダットを巡回管理することにしました。

昨日27日にシャラフ医師がカーブルから戻りました。地震による被害は全くなかったそうです。「妊婦及び栄養失調児への食糧配給」は順調に進み、詳しくは東部3クリニックの配給が終わってから報告するとの事です。本日早朝にダラエヌールクリニックに向けて出発しました。

アチンオフィスの返還要求の件ですが、学校の責任者が非公式に5ヶ月間の使用を認めてくれました。アフガニスタンの教育制度は地域によって少しずつ異なります。低地の猛暑地域では6月からの3ヶ月が夏期休暇になり、カーブル等の高地の寒冷地域では冬期の3ヶ月が休暇になるそうです。 この夏期休暇が終わるまでに別の場所を探して欲しいとの事でした。

日中は日本の夏ほどの暑さになってきましたが夜はまだ肌寒く、今は季節の変わり目の特に厳しい気候です。スタッフの親戚だけでも4件ほど不幸が続いています。

本日、スタッフハウスのオーナーがオフィスに来ました。現在のスタッフハウスの裏にある家も貸し出すことにしたので、まず我々に報せてくれたのです。

昨日、中山君はロダットを視察してきました。元々、彼が長く滞在していた場所でもあるので、住民も中山君を覚えており、士気も上がると思われます。中山君が心配していた井戸も完成しているところが多く、本人も大喜びでした。

私は30日土曜からダラエヌールに戻り2泊ほどして状況を確認してきます。たくさんの予定があり忙しくなると思いますが、とても楽しみでもあります。

現地一同、頑張っておりますので、日本の皆様によろしくお伝えください。



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