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ベスード第一堰(カシマバード)の改修状態。堰長を増し、強くしている。最も水位変動が激しいのがここで、何度も改修を重ねたが、やっと落ち着きかけている。今回はかなり本腰を入れている。2015年10月1日

中洲と堰の接合部の措置は、1)籠を十分に使い、2)堰全体を弧状にすることで大抵の洪水を切り抜けている。それでも堰下流端に深掘れが発生するので、今回は思い切って半円を描き、流れを中心に集める。ベスード第一堰。2015年10月1日

植樹後4年を経た柳並木の主幹水路。ベスード第一主幹水路。2015年10月1日

カマ第一堰。かなり安定している。今年は改修を殆ど要しない。中洲と結ぶ堰の線が美しい弧を描いている。2015年9月27日

カマ第二堰。越流線が80mから120mに延長されてから、洪水が来ても大破しなくなっている。中洲接合部にわずかな破綻が見られる。今年は小改修で済む。
2015年9月27日

連続堰の様子。今や最も安定した堰で、大洪水による影響はほとんど観察されていない。2015年9月17日(職員撮影)

マルワリード取水口側の遠望。2015年9月17日(職員撮影)

心配していた同堰河道②の破綻は見られず、水位は非常に安定している。
2015年9月17日(職員撮影)

カシコート取水門の下流側。ヤナギは植樹後2年、シーシャムも試みに植えたが、ヤナギよりも成長が早かった。しかし、柳枝工の代用にはならないので、河の水辺で主に試している。2015年9月17日(職員撮影)

カシコートの旧洪水進入路。高水敷が守られ、洪水の不安は過去のものとなった。シーシャムの自生林が大きくなっている。2015年9月17日(職員撮影)

カシコート取水門から約1㎞上流の護岸壁の崩壊。幅約20メートルにわたり侵食を受けた。上流の直進河道が勢いを増し、脆弱な根固めを洗ったためで、水制を置いて改修する予定。2015年9月17日(職員撮影)

シギ堰。洪水の影響を大して受けず、安定した流れを保っている。堆積土砂はダラエヌール渓谷からやってきたもので、今回は多少の浚渫で済む。
2015年9月17日(職員撮影)

かなり大量の土砂が流入したが、土砂吐きが良く機能して、大禍がなかった。シギ堰。2015年9月17日

シギ主幹水路は短いが、これでも一人前に、斜め堰 → 二重堰板取水門 → 主幹水路 → 沈砂池と、まとまったユニットで機能している。2015年9月17日

同沈砂池。2015年9月17日(職員撮影)

改修中のマルワリード用水路D沈砂池。ジャリババ渓谷からの土砂流入がなくなったが、今年は洪水に含まれる膨大な土砂が流入、D池に沈殿した。排水路の機能を疑い、現在改修中。流路の中央を掘り下げ、ライニングを施し、排水口の低位置に直結させる。2015年9月17日

ベスード護岸。

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