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河道②の石張り。中心の土砂吐き掘削を除いて、作業を完了。堰の幅85m、上下流の長さ20~45m、中央部は30㎝低い。2015年11月24日

同河道②の石張りを堤防側から見る。河床材料が弱い部分は、全て粒径の大きな玉石に置換している。巨礫の堰は、中央を低くとり、平面形状は全体が弓状に弧を描く。
2015年11月24日

砂州3(柳ヶ原)中央部の河床材料。相当な激流が通過したと見られるが、前後の関係から7月20日の第一波洪水のものだ。8月1日の第2波では、あまり影響はなかった。このような玉石の採取をせず、柳枝工で流速を落とせば、かなりの流れに耐えると推測する。マルワリード堰の中洲流失(2010年)は、籠に積める大量の石の採取も関りがあったと考えている。2015年11月24日

籠を二つ連結した2×2×0.6mの籠の四方に計60本の柳枝をくくりつけて埋設。計120個が10~15m間隔で設置されている。2015年11月24日

砂州3中央部を上流側から見る。2015年11月24日

気の早い柳枝はもう芽吹いている。2015年11月24日

河道③A・③Bと砂州3の位置関係を示す。分岐部は全体に水深が浅く、プラトーを形成して砂州3に連続している。2015年11月24日


2015年11月24日

河道③Bの締切り(約95m)を下流側から見る。理屈の上では、現在の流水断面積約120㎡が急流で落ちてくることになるが、流してみないと実際には分からない。右岸の高水敷(写真左)を切れば、河道③Bが主流化する可能性は十分ある。なお水面の落差は100mで2.4mです。先日の報告を訂正します。2015年11月24日

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