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ミラーン堰全景。砂州前縁と河道①②の石張り、及び河道掘削は、終盤に差しかかっている。砂州が石張りで連結され、境界が見えにくい。2015年11月24日

土砂吐き1と砂州Ⅰ間の石張り。既に昨年敷いたものの上に重ねて、レベルを揃える。巨礫層とコンクリート構造物との接着部は、巨礫の水洗いを十分した後、隙間に柔らかめのコンクリートを流し込んで詰める。2015年11月24日

同土砂吐きを下流側から見る。主要河道までの距離135mを落差約2.2m(傾斜1/60)の急流で下る。2015年11月24日

水門、土砂吐きの位置関係。どこかで見たことがありませんか。古賀百工さんを祀ってある水神社のクスノキを写真左のやぐらに見立てると、朝倉の人なら分かります。偶然でなく、改修時の交通路、昇降用階段らを考慮すると、こうしかなりませんでした。2015年11月24日

巨礫・コンクリート接合部の処置。巨礫の水洗いを丹念に行い、隙間に玉石を入れながら、コンクリートを流し込む。2015年11月24日

土砂吐き2と両翼の石張り。外から見えないが、巨礫は幅12~15m、厚さ1m以上で既に敷き詰めている。その上に砂利を敷き、ローラーで振動を与えながら締固めをくりかえす。巨礫の隙間に砂利が詰まるよう、何度も水をやる。洪水を繰り返す毎に安定する。2015年11月24日

土砂吐き2は既に完了。下流側を示す。コンクリート床下流端にレベルを揃え、幅5m前後で巨礫の床を埋設する。その後はいつでも水を流せる。2015年11月24日

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