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工事は粛々と進められています。どこも手が緩められる場所ではないので、一同、緊張の連続です。
~治水・灌漑は百年の計です。~

対岸地区(マルワリード II)取水口、砂吐きの位置略図。山田堰の場合は、砂吐きの溝;幅2.5m、深さ2.0mで作られている。本堰では、深さ約1.7m・幅2mのものを4本並べ、砂吐きの通過流量を倍増、洪水期のクナール川の流勢に耐えようとするもの。砂利溜めを大きく取っている

基礎工事風景。砂利吐きは河道③に向かわせ、現状の地形を大きく変えないようにしている。2016年10月14日

主幹水路の基礎工事。シルト層は0.5~1.0m程度の厚さで、すぐ強い砂利層が出てくる。水はけの良い土地で、作付け次第では成果を期待できる。2016年10月14日

1200m地点に達した排水路。シギ用水路の水道橋を撤去。新設を開始。2016年10月14日

これより上流は、分厚い粘土層だが、「硬い粘土」で、まるでプラスチックのゴムのようである。数年前置いた籠がまだ残っている。シャベルでは掘り崩せない。2016年10月14日

訓練所の基礎工事。硬い砂利層の上に地中梁を置き、基礎を作る。2016年10月14日

河川・灌漑工事とかなり勝手が違い、こちらはほぼ計算と図面の通りに進められるので、担当職員は気が楽である。2016年10月14日

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