ペシャワール会 現地報告No.104
「トルハム国境の給水塔完成間近」

担当者:長島 透、ディダール
2002年12月08日(日)

ポンプ小屋脇の給水(PMS JAPAN)

トルハム国境は、ペシャワールとジャララバードをつなぐ重要な貿易地点です。

数百件のバザール・食堂もありましたが、渇水でアフガン側はまともな運営ができない状態でした。1年半前(2000年6月)に2箇所でボーリングが始められ、今春から給水していますが、空爆の影響で工事が遅れていました。

現在給水塔を建設、組織的な給水設備を整えつつあります。住民自治会とは話がつけられていますが、建設後は正式にアフガン政府に引き渡されます。

一応2基で様子を見て、足りなければ増設予定です。
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一号機の給水塔建設現場


汲出しポンプとジェネレーター(廃車のエンジンを
独自に改造したもの)

二号機の給水塔現場(向かいが政府施設)

同敷設工事


関連報告 No.113「トルハム国境ボーリング井戸の譲渡式」(2008.02.25)

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