アフガンいのちの基金No.2
「 現地の様子、積み込み作業状況」

中村哲/蓮岡修
2001年10月19日(木)

 現在のところ、国外へ逃れる難民は南部のチャマン−クエッタが主で、数千人規模のようです。大多数が逃れると予想される東部では、今のところ大きな動きはないようです。しかし、WFP(世界食糧計画)の必死の輸送にもかかわらず、慢性的な食糧不足は、カブール、ジャララバード共に、小麦の値段に現れ始めているようです。問題は有効な配布手段を請け負うNGOがないからのようです。カンダハルでは、WFP(世界食糧計画)がタリバン当局に「戻って協力して」というこれまでにない異例の声明を出しています。しかし、カブールについては北部同盟の侵攻可能性で、身動きがつかないでいるようです。米軍が「地上の移動部隊」を狙い始めたので、輸送トラックの安全性を案じております。でも、このところはジャララバードへの輸送を速やかに行うことが大切です
中村 哲
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 10月19日午前9時より、ハヤタバード近くの製粉工場で食糧計画の積み込み作業を開始。正午現在、積み込み中。5台分の小麦粉は午後2時近くまでに積み込みの後、出発予定

蓮岡 修
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PMS「いのちの基金」マークをつけた
小麦粉袋詰の作業状況

積み込み作業状況@



積み込み作業状況A

積み込み作業状況B


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