アフガンいのちの基金No.31
「 小麦粉や食用油を送り続けます」

PMS病院看護部長 藤田千代子
2001年11月12日(月)

カブールで食糧配布を行なっているPMSスタッフから連絡がありました。電話局では電話をかけるためにたくさんの人がまわりにいて、詳しくは話せないようでした。3日間連続で食糧をジャララバードの倉庫からカブールへ送ったのに追加して、今すぐ再度送った方が良いかを尋ねると「ノー、ノー、ノー」 という返事が返ってきました。明日(13日)と明後日(14日)まではこれまでカブールに送った食料を配布するとのことです。

  こちらではたくさんの小麦粉や食用油をジャララバードの事務所と連絡を取りながら送り続けます。今日は、他の製粉所より1キロあたり0.15ルピー高いのですが、一日に400トン(トラック14台分)の小麦粉を出せるという製粉所が現れ、これで必要になった時にはいつでもすぐに、ジャララバー ドヘ大量に送れるようになりました。

  今日は明日(13日)の朝ペシャワールを出発してアフガニスタンへ向かう第9便の小麦粉と食用油の積み込みをしています。目黒さんは支払と明日トラックに乗っていく病院のスタッフとの打ち合わせに、スタッフと製油工場へ積荷確認に、藤井さんはバザールの両替屋へ、中山さんは病院の会計で皆元気に走っています。

  16時少し前にカブールクリニックで働いているPMSナースから電話がありました。最近の北部同盟の勢いに、カブールではタリバン兵士や住民達がエキサイティングしているのかと想像して心配をしていましたが、静かでいつもの通りだと話していました。


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