アフガンいのちの基金No.49
「食糧配給再開への準備」

水源確保事業責任者 蓮岡 修
2001年11月26日(月)

11月26日朝PMS医師スタッフより報告あり。食糧倉庫に警備の人員が配置される。サルシャヒキャンプでの小麦配給を今日開始する。昨晩医師スタッフが有力司令官グル・カディンと配給作業の安全面を協議。警備その他人員の具体的な申し入れがあったので、カブールから引き上げてからジャララバードで待機させていたトラック1台 に積載された小麦800袋(一袋50キロ)を試験的に分配する予定。サルシャヒキャンプは戦火を逃れたカブールからの避難民や、旱魃による難民が集中しており配給の必要が最も高い場所である。今回の量は全体としては僅かな配給しかできないので、極貧者を地域の責任者によって選出してもらって小麦のみを配給する。今後作業の安全と警備の協力が確認されれば、倉庫に残るおよそ小麦300トン、食用油64トン を早期のうちに配布する予定。


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