アフガンいのちの基金No.62
「 ジャララバード近況」

PMS水源確保事業責任者 蓮岡 修
2001年12月07日(金)
12月7日(金曜)午後3時頃ジャララバードより連絡あり。現地での倉庫に残っていた物資に対しての食糧配布は終了。余った食用油は次回の小麦の到着を待って一緒に配布する予定。警察権を担当しているハザラット・アリは、暴力行為や略奪行為があったものに対しては、それが司令官でも厳罰を執行しており、市内の治安は安定してきている。
市内は、農村部から空爆を逃れて避難してきた農民達で溢れており、トラボラ攻略が開始される噂でその数は次第に増えてきている。また、農村部では未だに一部ゲリラグループによる略奪が続いており、その影響もある。ジャララバード市内ではジャーナリスト以外に国連や、その他NGOの外国人職員も一部が帰ってきているが、具体的な食糧配布などの作業は確認されていない。 

私たちPMSの食糧配布及び一部の水源確保事業は21日以降イード(断食明けの大祭)明けを待って開始する予定。


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