受信日:2010年07月18日



事務局のみなさん、

秋の収穫まで、植林、水遣り、開墾、農作業、排水路整備など、いずれも地味な努力です。



P貯水池。切り通しを出た直後に現れる池で、取水口から19.5~19.7km地点に
相当する。2008年夏まで進藤くんが頑張っていたが、蛇行路では土石流で
容易に崩壊する。設計を変えて池とした。改修は5回に及び、砂質地盤では
初の貯水池で、堤長は160m。Q2・Q3に比べて小さいが、堤の高さは17m、
難関の始まりだった。5段のステップのうち、下二段にドレーン工が施してある。
緑のふちどりで池らしくなった。2010年7月17日



Q2・Q3貯水池の堤防外法面を上流側から見る。用水路中の最難所だった築堤は、4回に及ぶ改修工事のあげく、予想をはるかに超える物量を投入した。
今、水辺を樹々が覆い始め、人の手を離れて自然の恵みが静かに広がる。これがガンベリ沙漠開拓の命綱なのだ。区分上の長さは、Q2;350m、Q3;270m、
7年前に誰がこの光景を想像したか。本当に吾々がやったのか。
激戦地跡に立つ老兵の心情。つい、見入ってしまう。2010年7月17日



落花生畑。私の好物であるせいか、5,000㎡の大作付け。
大型で質の良い品種だというので、楽しみにしている。2010年7月17日



落花生の花。豊かな水と陽を浴びて鮮やか。2010年7月17日



綿花畑。2010年7月17日



日に日に青さと丈をます稲。最終的に、今年は計2ヘクタールの水田で、
1ha(10,000㎡)が日本種。0.5ha(5,000㎡)がシェイワ産、0.5haがダラエヌール産の
土着種で、収穫量を比較する。なお、先日の報告で、「九州の旭竜」と述べたのは誤りで、進藤くんが最後にもってきたものです。品種は分かりません。
「殻はそう固くない」とのことです。2010年7月17日


★Dr.T.Nakamura★
中村 哲


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