事務局のみなさん、
お疲れさまです。
7月21日夜半、ニングラハル州、クナール州全域で雨が降りました。クナール河の水位がピークに達したと思われます。この後、急激な水位低下が起きるのが例年の経過です。
高山の残雪が解けだして消えてしまうからです。今年はクズクナール全域で水稲の作付けが盛んですが、今秋~今冬にかけて、渇水の可能性があります。
戦雲もジワリとジャララバードに迫っていますが、農民たちは水が生死の分かれ目、戦争どころではありません。秋・冬の抜本的な改修で、カマ郡の水問題に終止符を打ちたいと考えています。
お盆前後は日本に居ます。






★Dr.T.Nakamura★ 中村 哲
|
木々が生き生きとしてきた。ちょうどカイバル峠で関税の問題が発生して、
セメントの供給が途絶え、寮の建築が一時ストップしている。作業員に一斉に
芝生造成(モスク左手)、植樹を行わせている。アフガニスタンでは
緑がないと物足りない。金曜礼拝は、家族連れの楽しい時でもある。
敷地内を緑の絨毯で埋め、美しい色彩の憩いの場を作る。2010年7月22日