2010年08月19日 国連世界食糧計画発表
~ペシャワール会報105号より抜粋~



食糧不足危険度 インド第31位、163ヵ国中1位はアフガニスタン


 国連世界食糧計画(WFP)と英国調査機関メイプルクロフトは19日、「2010年食糧安全リスク指数」を発表した。この調査は、世界163の国・地域を対象に、「穀物の生産高」、「農作物の質」、「自然災害」、「紛争」など12項目について評価し、ランキングしたもの。リスクが最も高い国はアフガニスタンで、以下、2位コンゴ民主共和国、3位ブルンジ、4位エリトリア、5位スーダン、6位エチオピア、7位アンゴラ、8位リベリア、9位チャド、10位ジンバブエと続き、アフリカ諸国が2~10位を占めた。

 最もリスクが低いとされたのは、フィンランド163位で、以下、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーという北欧諸国が低リスク国と評価された。米国も158位で、低リスク国となっている。
 アジア諸国でリスクが「高い」と評価されたのは、バングラディシュが23位、パキスタンが30位、インド31位、フィリピン52位などだった。

『2010年8月19日 国連世界食糧計画発表』より




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