事務局のみなさん、
ラマザンを前に、追い込みです。
今秋はベスード郡の準備工事を主に伝えます。
昨年ほどではありませんが、今秋も河川工事が目白押しです。
暑いですが、暑い暑いと言う暇がありません。
●ベスード堰準備工事
交通路;資機材大量搬入が可能となり、壁面仕上げの段階
巨礫輸送;7月20日から毎日20台分のダンプが石材搬入開始
(巨礫は約1.5か月をかけ、予想必要量600台分を現場に蓄積)
水路横断橋;橋脚を終了。7月以内に完成予定。
仮堰き上げ;ほぼ過不足なく送水。巨礫で堰先端の強化開始。
最終測量と基本設計の最終案、詰めの段階
●ガンベリ沙漠開拓
第三排水路を工事中。架橋工事を月内終了予定。
第一排水路架橋工事が完了。水路壁面改修600mはラマザン中。
洪水通過橋(S2)の改修工事終了
用水路土手かさ上げ;予定2.5㎞中400mを完了
水路沿い柳植樹;残余1.8㎞中約500mを完了
●クナール河のベスード護岸
天端工事が2000m地点まで進行。間もなく完成。
洪水進入路400mの堤防かさ上げ完了
●その他
主に排水路用の土管生産開始;日に10~15個のペース
マルワリード用水路N1地点の分水路工事を開始
暑いですが、巷の血なまぐさい政治劇をよそに、みな元気で働いています。洪水や渇水の不安があり、生活は相変わらず苦しいですが、悲惨な顔をして働く者はいません。
事務局のみなさんもお元気で。
平成23年7月23日
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2011年7月20日