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河道回復工事で復活したシェイワ取水堰。2008年3月に竣工していたが度々河道整備工事を要した。手前がシギ取水堰。
2011年12月13日

上記のシェイワ堰から下流100m足らずのところにあるシギ堰。住民自身の手で新設されたらしく、割と良くできている。堰は粗末だが、夏の洪水で流されても手作業でやりかえが効く。河道さえ安定していれば、水争いはなくなる。
2011年12月13日

内径1メートルの土管を二列並べて取水している。これはこれで悪くないが、洪水を取り込みやすいのが難点。
2011年12月13日

ジャリババ洪水通過路の拡張工事、最後の仕上げ。道路との接合部は強靭にしておかないと、破壊される。下ってくる鉄砲水は、信じられない流速で、国道の路面がはがれた光景も度々目撃した。
2011年12月13日

洪水通過路の背面。コンクリート構造物をふとん籠で包み、更に巨礫を密に埋設して保護する。数年間は洗掘に耐える。
2011年12月13日

ベスード護岸2000m地点の排水溝。裏法側の堤体内部は砂利が主で、洪水時に赤土の軟化を防ぐ。ガンベリ沙漠岩盤沿いQ2、Q3大池の堤防と同じ理屈。この地点の場合は、重要な小灌漑路としても使えるように配慮している。水を取り込みやすい場所は、洪水も起きやすい。護岸と取水は矛盾した工事だが、この場合はやむを得ない。
2011年12月15日

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