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マルワリード=カシコート連続堰。今年度の河川工事は終盤に向かっている。ひと夏を観察してから、10月に最終的な仕上げに入る。河道4と同様に復旧させた中洲の中央(堰体)に長さ100m幅40mの砂吐き(河道3)を造成、交通路を敷設して、一挙に河道2の水量を減らして安定させる。実現すれば、両岸の繁栄を保証する夢の架け橋
2013年2月17日

取水門から上流600~895m地点、洪水進入部の最終処理。堰き上がり地点の砂利堆積を幅広く開放し、掘削で得た河床材料を護岸に使う
2013年2月17日

堰き上がり地点の落差は1.7m、800m以上を掘削して、間もなく最終点に達する。ここで分流が発生し、左岸カシコート側に向かう
2013年2月17日

2010年8月の大洪水の爪痕。ここは畑地だった。サルバンド村の大半がパキスタン側に難民化し、放置されていたもの
2013年2月17日

サルバンド村の帰還難民。戻ってきた人々は、一家総出で畑の回復に余念がない。麦作に遅れて戻った者たちは、野菜を植えている
2013年2月16日

カシコート取水門
2013年2月17日

取水門下流、河道5に面する護岸の最終処理。下部は分厚いコンクリートで固めたうえ、更に巨礫で掩蔽して仕上げる
2013年2月17日

主幹水路の下段蛇籠工は900m地点を作業中。主幹水路1700mが出来上がった段階で通水、いったん排水路に流し、上段を積み上げながら籠の背面に柳枝工を行う。取水部は7段で手間がかかったが、こちらは早い
2013年2月17日

道路横断暗渠。用水路両岸の交通路と交差する。二重交差点となる
2013年2月17日

1100~1700m地点は軟弱地盤で、いったん泥土を取り除き、砂利で置換して進む。軟弱層は約1m前後
2013年2月17日

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