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カシコート取水門。今が最低水位だが、十分量を送れる。
2013年11月13日

取水門から380m地点。ヤナギが少しずつ成長、殺風景だった砂利の地面に潤いを見せる。
2013年11月11日

同500m地点。用水路はシーシャムの自然林を貫いて流れる。吾々が初めてシーシャムと出会った場所。現在、ここから苗と種を集めて育てている。
2013年11月13日

建設中の第一サイフォン。第二サイフォンはこの下流側約30mにあり、既存水路との連結部を成す。この一帯は湿地が続くうえ、鉄砲水や上流からの捨て水が交差し、安心してクズカシコートに送水できる状態ではなかった。
2013年11月13日

カシコートから一転、上流から見るカマ第二堰とスピンガル山脈。主力は現在カシコートに移ったが、同部の改修工事は小グループで進め、石材を蓄積している。12月初旬まで我慢、連続堰を終えて主力を戻し、一挙に仕上げる予定。河川工事は今が黄金時間で、一時も無駄にできないからだ。
2013年11月11日

スピンガル山脈とベスード護岸の現在。
2013年11月11日

カマ第一堰を下流から望む。砂州Ⅰは旧に復し、静水となった砂州・堰の接合部背面の埋立てが進む。2週間後に総動員で頑丈な籠を敷いて砂州表面を保護、砂州上流端を巨礫で掩蔽する。着工から一ヵ月半。
2013年11月12日

改修中のカマ第二堰。今回は徹底的にやる。堰の越流長を90mから120mに延長、斜面の幅を約50mとり、安定させる。
2013年11月12日

埋め立てられた砂州Ⅰ上流端。これではまだ弱いので、籠と巨礫を敷いて再洗掘を防ぐ。
2013年11月13日

今や唯一の生命線となったシギ送水路(ガンベリ末端のシギ・サイフォン)。普段まとまらないシギ村落群も今回ばかりは肝を冷やし、幸運に感謝した。PMSではマルワリード用水路全体の管理・保全を徹底し、シギへの送水を確保する。25㎞上流のマルワリード・カシコート連続堰の成否は、シギの命運にもかかわる。
2013年11月13日

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