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進むマルワリード用水路D沈砂池の浚渫。D池は、長径300m、短径150m以上の入り江状の湿地であったが、PMSの作った最初の沈砂池だ。樹林を周囲にめぐらし、安定しかけたところで度重なる洪水に襲われた。ほとんどはジャリババ渓谷からのもので、膨大な土砂が堆積した。役目は十分果たしている。
2014年9月18日

最初に作られた送水門と排水門。中村が設計し、故鬼木さんが施工したもの。他の取水設備で定式化した調節池は、これが原型となっている。周囲は公園化し、礼拝場所としても使われている。
2014年9月18日

竣工はマルワリード用水路全線が開通した日付(2010年2月8日)になっているが、実際には2006年にはできていた。大理石の塗料は数年ではげおちる。誰かの落書きがあるものの、「日本、ばんざい」とあり、悪意はうかがえない。
2014年9月18日

ガンベリの湿地処理。試験掘削で更に低下した浸潤線。湿地が消え、紅柳が再生している。紅柳は湿地には不向きで、浸潤線が上がってくると矮小化して、脇枝を根元から盛んに出し始め、上の方が枯れてゆき、最終的に枯死する。早いうちに浸潤線を下げると復活するが、高木にならない。
2014年9月18日

排水溝による湿地処理とは、単純ですがこういうことです。

消えた湿地。枯れた紅柳の残骸が湿地の存在を語るのみ。
2014年9月18日

ガンベリ記念塔の建設。PMS農業事務所が置かれ、開拓の中枢ともなる。
2014年9月18日

記念塔からの眺め。サトウキビ畑が今年始められ、約2ヘクタールの作付け。成長は極めて良好で、10月には収穫できる。普通は農家が自分で黒砂糖を精製し、お茶菓子として食せられる。蛇籠や土管のワークショップが移転中。
2014年9月18日

同マルワリード用水路上流側を望む。樹木はやや秋の気配。
2014年9月18日

整地中の公園。来春の「オレンジの詩会」開催を目指している。
2014年9月18日

乳牛は現在10頭、搾乳できるのは5頭。ウシは「食べる、寝る、歩く」以外に、何もしないことを知りました。親近感を覚えています。彼らのおかげで、毎朝新鮮な牛乳やヨーグルトを頂いています。
2014年9月18日

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