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JICA調査団の初会合を終え、合同調査が日程に上る。

少し遅れましたが、やっと合同調査が始まりました。12月6日、一日中現場を回り、翌7日に初会合が持たれました。調査は2ヶ月をかけ、12月15日からフィールド調査が行われます。JICA、PMS、指名された調査専門家がチームを作り、これまでの共同事業の評価が行われることになりました。

新シギ堰工事の現在。取水門の建設を間もなく完了する。昨年の大洪水レベルより約1メートル高い。
2014年12月4日

堰の原型は既に出来上がっており、堰幅200m、堰長20m前後、落差は約80㎝前後である。自然の地形に恵まれ、主流は650m先にあり、多列砂州を形成している。対岸がカシコートのゴレーク村で、クナール河全体の幅が1㎞以上ある。ひと夏の経過を観察して、河道や砂州の固定を確認している。
2014年12月4日

ライニングを終えた主幹水路。水路は100mで沈砂池に注ぎ、送水門から既存水路に送られる。排水される土砂は低湿地帯からクナール河に戻る。
2014年12月4日

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