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今回の護岸の上流端。河道拡大を兼ねて砂利を取り、埋立材料に使う。
2016年3月3日

上流から作業地全体を見る。適切な分流が利用できない場合、洪水水位を下げる手段は、1)河道を拡大したのち、2)水制沿いに深い河道を形成させる。こうすると、普通堤防沿いに急流が発生し、溢水防止と共に、ある程度砂利堆積を防げる。対岸に岩盤があれば確実。但しクナール河の話。2016年3月2日

命が縮む堤防工事から一転、ミラーン堰の穏やかな風情。砂州上、粗朶柵の柳枝がうっすらと青みを帯びている。今年の楽しみの一つ。2016年3月1日

ミラーン対岸地域の取水堰・取水口予定地点。ほぼ機能が廃絶している。
2016年2月27日

取水口は2004年~2005年に外国団体が手掛けている。その後の顛末はカシコート橋に同じ。2016年2月27日

取水口と堰(突堤外)に発生した河床低下。堰が機能したのは1年だけだった。(村民の陳述)2016年2月27日

洪水高は、付近で渡しをして生活する船頭がよく知っている。2010年と2015年が最大で、岩にレベルが刻まれている。2016年2月27日

B2岩盤から作業地を望む。分流発生地点から約500m上流側の河道拡大作業。
2016年2月27日

B3岩盤から上流を望む。排水路を挟んで河側の耕地のほとんどが、荒廃しているのが分かる。(C岩盤はクナール河に面している)カチャラ村取水口から約8㎞地点。ジューイがかなり高い位置を走っている。2016年2月27日

約4㎞地点の浸透水路と湿地。夏はしばしば洪水路になる。2016年2月27日

カチャラ村取水口から約9㎞下流のE岩盤から上流を望む。しめきり提によって、現在浸透水だけが流れ、E岩盤沿いでクナール河主流に注ぐ。分流発生時は大量の流水で通れず、ベラ村が孤立した。2016年2月27日

ガンベリ農場の早春。2016年2月28日

記念塔裏手の給水路。造成後6年だが、空石積みでもかなり持てる。2016年2月28日

マルワリード用水路の柳並木が芽吹き始めている。

オレンジ園。黄ばんだ葉が少しずつ回復している。2016年2月28日

オレンジ園に隣接する場所は、薄い砂層(1~2m)の直下に厚いシルト層が広がっている。砂層を除去して、耕地を開墾する。もう砂嵐が来ないので、安心して進められる。ユーカリ並木は伐採して陽当たりをよくする。2016年2月28日

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