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以下、ミラーン堰の最近の様子です。ケシュマンド山脈の雪は依然として薄く、気温が上がると消えるだろうと噂されています。芽吹き始めた粗朶柵のヤナギで、砂州が緑になっている。2016年3月10日

砂州3の現在。粗朶柵のヤナギが芽吹き始めている。2016年3月10日

増水が始まったミラーン堰。2016年3月12日

3月12日から堰の一部に越流が始まっている。写真は越流する水に洗われる粗朶柵。

砂吐きⅡの現在。 両脇の石張り堰も越流し始めている。2016年3月12日

以下、用水路内の状態。2016年3月12日現在、取水門の水位は90㎝、堰全幅約400mのうち、低い部分の越流が始まっている。取水門では、4段の堰板(計80㎝の高さ)を置いて、必要量を得ている。

水門番小屋。これも一定したスタイルが定着している。2016年3月12日

水門下流側の様子。ヤナギは挿し木後1年。2016年3月12日

造成を終えた主幹用水路の後半部(約300m地点)。挿し木直後の柳枝。シルトと細砂で小さな畝を作って、1㎡当たり10~15本を密植する。このアフガン式の畝は保水力がよく、ほぼ活着する。2016年3月10日

昨年植樹した場所。2016年3月12日

ガンベリ排水路の工事。先ず交通路を敷設する。排水路、用水路共に、交通路を併設しないと維持ができない。2016年3月10日

排水路はかなり昔からあったらしく、二か所で旧い水道橋が置かれている。おそらくセメントの入ってくる以前のもので、レンガのアーチを漆喰で接着している。これに被さるように、セメントを使ったモルタルや練石積みによる補強が施してある。セメントの方が弱く、崩れが目立つ。2016年3月10日

交通路は約150mを作り、進行中。シギ地域上流は3本の用水路で潤い、何れも昨年竣工したPMSの「新シギ堰」から水を得ている。2016年3月10日

会議。2016年3月10日

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