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カシコート

取水門と連続堰。水位は平年並みに戻った。今回の増水が2010年大洪水の水量を超えたとすれば、余裕はなお1メートル以上、安心できる度合いは高く、これで、水位調整は一応成功と見なせる。
2013年6月20日

水門を背面から見る
2013年6月20日

マルワリード取水堰と取水門。高水位期は、カシコート側よりほぼ一定して30㎝低い水位を保っている。
2013年6月20日

カシコート既存水路との調整池からの送水口の連結部。今秋の課題だが、基礎的な工事を少しづつ進めている。
2013年6月18日

下流側の住民たちが既存水路の浚渫に来ている。一応の測量を完了し、今秋から連結路の建設が始まる。
2013年6月18日

サルバンド村の洪水進入地点。Green Mound 方式の堤防と河道開放(2月11日、18日報告書参照)で、増水は殆ど影響しなかった。柳枝工の苗は勢いよく育つ。
2013年6月18日

堤防背面のドレーンは、給排水路にもなる。
2013年6月18日

帰還した村民は、洪水で洗われて残った砂利層の上に泥土を敷き、たちまち水田を作った。今年は、カシコートだけでなく、到る所で水稲栽培が爆発的に増加した。安定灌漑で水量が豊富に得られると、みなコメを一斉に作付けする。
2013年6月18日

カシコートでやっと「見つけた」固有植生のシーシャムは、マメ科の高木だ。樹高約6~8メートル、木質が硬く、頑丈だ。いったんまとまった樹林ができると、種を落としながら拡大、自生する。
2013年6月18日

シーシャムの小苗や種を集め、ガンベリの育苗場で育てている。とりあえず、約1000本を育て、来年から移植、少しづつユーカリと交代させる計画。
2013年6月18日

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